自然科学研究機構 国立天文台

メニュー

検索

No.135: 板垣さん、うしかい座に超新星を発見

 山形県山形市にお住いの板垣公一(いたがきこういち)さんは、口径60センチ
メートルの反射式望遠鏡にCCDを使って撮った、うしかい座の銀河NGC 5630の画
像の中に 16等級の超新星を発見しました。この発見は兵庫県の中野主一(なか
のしゅいち)さんを通じて国際天文学連合に報告されました。
 この超新星は 2005dp と命名されました。

 超新星は発見時の8月27.48日(世界時、以下同様)に16等ほどで、2日後に板垣
さんご自身が確認したときにも同じ明るさでした。8月5日に撮影した画像では、
19.0等以下だったそうです。

超新星の位置は、

  赤経: 14時27分36.62秒
  赤緯:+41度15分15.0 秒 (2000年分点)

です。
 この天体は NGC 5630 の中心から、西に1秒角、南に14秒角のところにありま
す。
 今後の分光によるタイプ決定と、光度変化の追跡が待たれます。

 板垣さんの発見(独立発見を含む)は通算16個目です。
 今年2月6日に発見した2つの超新星、りょうけん座の渦巻銀河 NGC 4617 の超新星
 2005ab((国立天文台 アストロ・トピックス (80))とくじら座の渦巻銀河 NGC 941
 の超新星 2005ad(同(81))、さらに7月17日、りゅう座の渦巻銀河NGC 4589 に中に
 発見した 2005cz (同(120))に続き、今年になって4つ目の発見です。

参照:VSOLJ ニュース (144)
    山形の板垣公一さん、今年4個目の超新星発見 (2005年8月30日).
   IAUC 8591 (Aug. 29 2005).

        2005年8月31日            国立天文台・広報室

国立天文台 メールニュース

国立天文台 アストロ・トピックスは、2010年6月まで発行していたメールニュースです。2010年7月からは、「国立天文台 メールニュース」として装いも新たにし、注目いただきたいトピックスの主要な内容とその詳細情報の参照先をお届けしています。

国立天文台 メールニュース