自然科学研究機構 国立天文台

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近赤外線で見た木星と衛星ガニメデ

天体写真・

近赤外線で見た木星と衛星ガニメデ

すばる望遠鏡によって撮影された、太陽系最大の惑星である木星と、その衛星ガニメデです。『大赤斑』と呼ばれる赤色の巨大台風が存在することで知られている木星ですが、この近赤外線画像ではその大赤斑が白く輝いて見えています。右上に写っているのは衛星ガニメデですが、木星に対して移動しており、この画像では時間をおいて3回に分けて撮影したためににじんで見えています。

この画像はすばるに搭載されたIRCS(近赤外線分光撮像装置)によって撮影されましたが、波面補償光学装置(AO)を使用して大気のゆらぎを補正することにより、惑星探査機やハッブル宇宙望遠鏡に匹敵する解像度で木星の模様をとらえることに成功しています。

文:有松亘(宇宙航空研究開発機構)