自然科学研究機構 国立天文台

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天の川の中心付近

天体写真・

天の川の中心付近

2013年の夏にハワイ島マウナケア山の中腹で、天の川の中心付近を縦構図で収めました。この日の撮影目標としていたペルセウス座流星群の前にテスト撮影した中の一枚です。

天の川はたくさんの恒星から成り、我々の地球を含む太陽系もこの天の川を構成する星々の一員です。地球上からは夜空を横切る淡い光の川のように見えます。しかし近年、人工光が増加して光害が顕著な都市部では、天の川を見ることが難しくなっています。マウナケア山頂は、光害のない世界有数の天体観測の適地として、各国の望遠鏡が設置されています。国立天文台のすばる望遠鏡もこのマウナケア山頂にあり、毎晩観測を行っています。

この写真の撮影地である、マウナケア山中腹のオニヅカビジターセンターまでは道路が舗装されているので、一般の方でもツアー等で容易にアクセスすることができます。ハワイ島を訪れたときはお勧めの観光スポットです。都市部ではなかなか見ることができない、透明度が高く、光害のない夜空を鑑賞することができるでしょう。

(文:長山省吾)