質問3-1)何年後かの春分の日・秋分の日はわかるの?

まず、春分の日・秋分の日はいつどのようにして決まるのでしょうか。

祝日としての春分の日・秋分の日は、前年の2月1日に、春分の日・秋分の日の日付が書かれた「暦要項(れきようこう)」が官報に掲載されることによって、正式決定となります。例えば、2001年2月1日の官報には、2002年の春分の日・秋分の日が書かれた暦要項が掲載されています。逆に、それより前には、春分の日・秋分の日は「まだ正式には決まっていない」ということになります。(ただし、行政機関の休日には官報が発行されませんので、2月1日が該当する場合には翌日以降の掲載となります。)

しかし、カレンダーを作っていらっしゃる方や、何年か分の行事予定を立てられている方などの中には、来年、あるいはさらに先の年の春分の日・秋分の日を知りたいと思っている方はたくさんいらっしゃるようです。実際、「正式決定でなくてもよいので、もっと先の春分の日・秋分の日を教えてほしい」というご要望をいただくことがよくあります。

日本の祝日を定めている「国民の祝日に関する法律」によれば、春分の日は「春分日」、秋分の日は「秋分日」を採用するとされています。「春分日」「秋分日」というのは天文学上の呼び名で、次のように定義されています。

太陽は星々の間を移動していて、その通り道を「黄道」といいます。また、地球の赤道を天にまで延長したものを「天の赤道」といいます。黄道と天の赤道は、お互いが傾いているために2点で交わり、その交点のうちの一方を「春分点」、もう一方を「秋分点」と呼びます。そして、太陽が春分点・秋分点の上を通過する瞬間がそれぞれ「春分」「秋分」と定義され、「春分」「秋分」を含む日のことを、それぞれ「春分日」「秋分日」と呼ぶのです。

地球の運行状態などが現在と変わらないと仮定すると、将来の春分日・秋分日を計算で予想することができます。計算結果を下に載せておきます。ただし、地球の運行状態は常に変化しているために、将来観測した結果が必ずしもこの計算結果のとおりになるとは限りませんので、あくまで参考としてご覧になってください。

表1 西暦2000~2030 年の春分日・秋分日
西暦年 春分日 秋分日
2000年 3月20日(月) 9月23日(土)
2001年 3月20日(火) 9月23日(日)
2002年 3月21日(木) 9月23日(月)
2003年 3月21日(金) 9月23日(火)
2004年 3月20日(土) 9月23日(木)
2005年 3月20日(日) 9月23日(金)
2006年 3月21日(火) 9月23日(土)
2007年 3月21日(水) 9月23日(日)
2008年 3月20日(木) 9月23日(火)
2009年 3月20日(金) 9月23日(水)
2010年 3月21日(日) 9月23日(木)
2011年 3月21日(月) 9月23日(金)
2012年 3月20日(火) 9月22日(土)
2013年 3月20日(水) 9月23日(月)
2014年 3月21日(金) 9月23日(火)
2015年 3月21日(土) 9月23日(水)
2016年 3月20日(日) 9月22日(木)
2017年 3月20日(月) 9月23日(土)
2018年 3月21日(水) 9月23日(日)
2019年 3月21日(木) 9月23日(月)
2020年 3月20日(金) 9月22日(火)
2021年 3月20日(土) 9月23日(木)
2022年 3月21日(月) 9月23日(金)
2023年 3月21日(火) 9月23日(土)
2024年 3月20日(水) 9月22日(日)
2025年 3月20日(木) 9月23日(火)
2026年 3月20日(金) 9月23日(水)
2027年 3月21日(日) 9月23日(木)
2028年 3月20日(月) 9月22日(金)
2029年 3月20日(火) 9月23日(日)
2030年 3月20日(水) 9月23日(月)
表2「国民の祝日に関する法律」に定められた国民の祝日
名称 日付 意味
元日 一月一日 年のはじめを祝う。
成人の日 一月の第二月曜日 おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。
建国記念の日 政令で定める日 建国をしのび、国を愛する心を養う。
春分の日 春分日 自然をたたえ、生物をいつくしむ。
昭和の日 四月二十九日 激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。
憲法記念日 五月三日 日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
みどりの日 五月四日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
こどもの日 五月五日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
海の日 七月の第三月曜日 海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。
敬老の日 九月の第三月曜日 多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。
秋分の日 秋分日 祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。
体育の日 十月の第二月曜日 スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。
文化の日 十一月三日 自由と平和を愛し、文化をすすめる。
勤労感謝の日 十一月二十三日 勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。
天皇誕生日 十二月二十三日 天皇の誕生日を祝う。