質問2-4)「月齢」ってなに?なぜ小数がつくの?

「月齢」は、月の満ち欠けの状態を知るための目安になる数字で、新月から何日経過したかを表しています。新月を0として、翌日が1、翌々日が2、・・・と、1日に1ずつ数を増やしていきます。月齢の数値を見ることによって、月齢が7前後であれば上弦、15前後であれば満月、22前後であれば下弦、30に近い数字であれば次の新月が近い、ということを知ることができます。月の動きは複雑なため、厳密にいうと、月齢と満ち欠けの状態が完全には一致しないのですが、かなりよい目安になります。

それでは、小数はなにを意味しているのでしょうか。

実は、「新月」というのは太陽と月が同じ方向になった「瞬間」のことをいいます。例えば「9月の新月は17日の19時27分である」という言い方をします。それから何日経過したかが月齢の数値になりますので、この例でいうと、9月18日19時27分の月齢が「1」、9月19日19時27分の月齢が「2」、・・・と数えることになります。

一方、ある日の月齢を表すときに、普通は「正午月齢」といって、その日の正午の月齢で代表させます。しかし、月齢を数え始めるのは新月の瞬間からですので、正午における月齢を計算しようとすると、24時間未満の端数が出てきてしまいます。1日を1としてその端数を表現するために、月齢の値に小数をつけるのです。

先ほどの例で、9月18日の正午月齢がいくつになるのかを計算してみましょう。新月の瞬間である9月17日19時27分から9月18日の正午(12時0分)までは16時間33分が経過しています。24時間を1とすると、16時間33分は

 16時間33分 ÷ 24時間 = 0.689…

と計算されますので、小数第二位以下を四捨五入して、9月18日の正午月齢は0.7ということになります。以降、19日の正午月齢は1.7、20日は2.7・・・と1ずつ増えていきます。