自然科学研究機構 国立天文台

メニュー

検索

質問2-2)月や太陽が大きく見えるのはなぜ?

月や太陽が大きく見えるという経験はよくありますよね。そのときの月や太陽は、地平線(水平線)近くにあるときが多いのではないかと思います。

しかし、本当に大きさが変わっているわけではありません。月や太陽は、空のどこにあっても、いつもほぼ同じ大きさです。

試しに五円玉の穴を使って、大きさ比べをしてみてください。五円玉を手にもって腕をいっぱいに伸ばし、穴から月を覗くようにして見ると、月がどの高さにある時でも、ちょうど穴の大きさにすっぽりおさまるぐらいに見えると思います。

※太陽の場合も空のどこにあっても大きさは変わりませんが、太陽を直接見るのは危険ですから実験はしないでください。

月や太陽が地平線(水平線)近くにある時に大きく見えるのは、目の錯覚によるものといわれています。ただ、なぜこのような錯覚が起こるのかについて、まだはっきりとした説明はついていません。月の近くに建物や山などの景色が見えて、それと比較できるときとそうでないときで、大きさの感じ方が違うのではないか、という人もいます。