自然科学研究機構 国立天文台

メニュー

検索

ほしぞら情報2014年5月

目次

東京の星空

東京の星空(2014年5月中旬21時頃)
大きなサイズで見る

カレンダー(5月)

2日八十八夜
3日憲法記念日
4日みどりの日
5日こどもの日 / 立夏(太陽黄経45度)
6日休日 / このころ、みずがめ座η流星群が極大(月明かりがなく、条件が良い)
7日上弦
11日土星が衝
15日満月
21日下弦 / 火星が留 / 小満(太陽黄経60度)
25日水星が東方最大離角
29日新月

惑星

水星
4月26日の外合以降、日の入り直後の西の低空に姿を見せています。上旬は見かけ上太陽に近く観察には適しません。中旬から下旬にかけて少しずつ高度を上げ、25日には東方最大離角となり、6月初めにかけて観察しやすくなります。東方最大離角の頃の明るさは0.5等。
金星
日の出前の東の低空で明るく輝いています。明るさはマイナス4.1等~マイナス4.0等。
火星
おとめ座にあり、明るさはマイナス1.2等~マイナス0.5等。夜半過ぎに沈みます。
木星
ふたご座にあり、日の入り後の西の空に見えています。明るさはマイナス2.0等~マイナス1.9等。下旬になると22時頃には沈んでしまいます。
土星
てんびん座にあり、ほぼ一晩中見えていて観察の好機です。11日に衝となります。明るさは0.1等~0.2等。

参照:暦計算室ウェブサイト

  • 「今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます
  • こよみ用語解説天象の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています

トピックス

3つの惑星と月の接近

20時頃の空には、3つの惑星を見つけることができます。西の空の木星、南の空の火星、東の空の土星です。これらの惑星の近くを、月が通り過ぎていくようすが見られます。
5月4日には、月齢5の月が木星に近づきます。11日には、火星の南側を月齢12の月が通ります。14日には満月前の明るい月が土星のすぐ南を通ります。3つの惑星と、そのそばを少しずつ形を変えながら通り過ぎていく月に注目しましょう。

月と惑星
大きなサイズ

土星が見頃

5月11日に衝となる土星が観察の好機を迎えています。土星は日の入り直後の東の空に昇り、夜半に南中します。望遠鏡を向けると、土星とその環をはっきりと観察することができます。今シーズンは、大きく傾いた見応えのある環を楽しめることでしょう。

土星
©石垣島天文台(国立天文台)/2006年2月2日 撮影

水星に注目

水星は、5月25日に東方最大離角を迎えます。中旬以降は日の入り直後の西の低空で水星を見つけやすくなり、下旬から6月初めは日の入り直後の高度が15度を超えて観察条件は今年最良になります。西の低空が見渡せる場所で、ぜひ水星を見つけてみましょう。
水星より高い位置には木星も見つかります。5月30日から6月1日は、細い月が水星、木星と一緒に夕方の西の空を彩ります。

水星・木星と月
大きなサイズ