自然科学研究機構 国立天文台

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ほしぞら情報 2012年1月

目次

東京の星空(2012年1月中旬午後8時頃)

東京の星空(2012年1月中旬午後8時頃)
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カレンダー(1月)

1日 上弦 / 元日
2日 休日
4日 しぶんぎ座流星群が極大(極大の時刻が日本の昼間にあたるため条件はよくない)
5日 地球が近日点通過
6日 小寒(太陽黄経285度)
9日 満月 / 成人の日
16日 下弦
21日 大寒(太陽黄経300度)
23日 新月
25日 火星が留
31日 上弦

惑星

水星
見かけの位置が太陽に近く、観察には適していない。
金星
夕方の西の低空に見える。明るさはマイナス4.0~4.1等。
火星
しし座からおとめ座にかけて移動し、明るさは0.3~マイナス0.3等。1月中旬頃の東京では21時30分頃、東の空からのぼってくる。
木星
おひつじ座にあり、明るさはマイナス2.6~マイナス2.4等。日の入り直後の南の空に見えている。
土星
おとめ座にあり、明るさは0.7~0.6等。1月中旬頃の東京では真夜中過ぎに東の空からのぼってくる。

参照:暦計算室ウェブサイト

  • 「今日のほしぞら」では、代表的な都市の星空の様子(惑星や星座の見え方)を簡単に調べることができます
  • 「こよみ用語解説」の「天象」の項では、最大離角、衝、合、留などの惑星現象の用語について解説しています

トピックス

しぶんぎ座流星群

2012年1月4日 午前3時頃 東京の空
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1月4日、三大流星群のひとつであるしぶんぎ座流星群が極大となります。

「しぶんぎ座」という名前は、現在では存在しない「壁面四分儀座」という星座に由来しています。星座はなくなっても、流星群の名前としてはそのまま使われているわけです。しぶんぎ座流星群の放射点は現在のりゅう座とうしかい座の境界あたり、りゅう座ι(イオタ)星付近にあります。

しぶんぎ座流星群は、活動する期間がたいへん短い流星群です。極大が夜半~未明にあたれば多くの流星を見ることができるのですが、ピークが昼間の時間帯になると、流星はほとんど見られません。

今年のしぶんぎ座流星群の極大は1月4日16時頃と予測されています。このため、今年はしぶんぎ座流星群を観察することは難しそうです。

月と金星・木星を見よう

2012年1月下旬 午前6時頃 東京の空
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日が暮れてすぐの西の低空に、宵の明星・金星がとても明るく輝いています。

今の時期の金星の明るさはマイナス4.0~4.1等あるので、夕焼けの残る西空でも、とてもよく目立っています。1月26日前後、金星のすぐそばに細い月が見え、とても美しい眺めとなります。

また、1月30日には、上弦直前の月が木星の近くに見えます。明るい惑星と月の接近はとても見ごたえがありますので、ぜひ観察してみてください。

明け方の惑星を見よう

2012年1月中旬 午前5時頃 東京の空
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今年は春の大三角の近くに土星と火星が見えています。春の大三角は、うしかい座の1等星・アークトゥルス(オレンジ色)、おとめ座の1等星・スピカ(白色)と、しし座の2等星・デネボラを結んでできる、大きな三角形です。この近くに赤く輝く火星と黄色っぽく輝く土星がありますので、とてもカラフルでにぎやかです。

1月中旬頃は、これらの星々の近くに月も加わり、とても華やかな星空となります。

早起きした時は寒さ対策をしっかりして、ぜひ観察してみてください。