ピンホールで投影してみよう 安全に、しかも手近にある材料で日食を観察するのはなかなかむずかしいものです。 これは、日食のとき木漏れ日で欠けた太陽像が見えるのとおなじしくみで観察する方法です。 できるだけ大きな箱がよい。 【太陽の光が入る側】 ここだけ箱を少しくりぬく。 アルミ箔に直径2mmほどの丸い穴をひとつあけて、ピンとはる。 穴は、大きいほど太陽は明るく映るが、ぼやけます。小さくするとはっきり映るが暗くなります。何mmの穴がよいか試してみましょう。(箱の長さによって最良の大きさは違います。) 【太陽の像が映る側】 ここに太陽が映る。 太陽は、箱の長さの1/100の大きさに映ります。 太陽が映るところに白い紙をはると見やすい。 欠けている部分は反対に映ります。 【側面】 箱の側面は、周囲からの光をさえぎって、映った太陽像を見やすくします。 アイデア:月刊星ナビ2004年10月号