ニュース
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研究成果 2021年4月14日
多波長同時観測でさぐるM87巨大ブラックホールの活動性と周辺構造―地上・宇宙の望遠鏡が一致団結―
2017年4月、イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)と地球上、宇宙空間にある19の望遠鏡が、一斉に楕円銀河M87の中心にある巨大ブラックホールを多波長域で観測しました。観測の結果、巨大ブラックホールから噴き出すジェットの詳細な姿が描き出されました。また理論・シミュレーション研究からも、ブラックホールのさらなる解明につながる成果が得られました。
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トピックス 2021年4月 7日
出張授業「ふれあい天文学」実施校募集中
国立天文台は、天文学者が日本全国の小中学校へ出向いて授業を行う「ふれあい天文学」を実施しています。現在、2021年度の実施校を募集しています。
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研究成果 2021年4月 6日
すばる望遠鏡が明らかにした彗星核の熱履歴
すばる望遠鏡により、地上からの観測としては初めて、彗星(すいせい)の本体である核の表層の成分を捉えることに成功しました。
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トピックス 2021年3月30日
国立天文台ニュース2021年3月号
国立天文台ニュース2021年3月号が発行されました。
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研究成果 2021年3月29日
天の川銀河の中心部に「赤ちゃん星の巣」を発見
アルマ望遠鏡による観測から、天の川銀河の中心部に多数の赤ちゃん星が隠されていることが分かりました。この領域は星の誕生には適さないとされていましたが、星の誕生の基本的物理過程は周囲の環境にそれほど影響されないと考えられます。
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トピックス 2021年3月19日
本間希樹教授が日本天文学会 林忠四郎賞を受賞
国立天文台 水沢VLBI観測所長を務める本間希樹教授が、2020年度日本天文学会 林忠四郎賞を受賞しました。
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トピックス 2021年3月19日
カシオペヤ座の新星を日本の天体捜索者が発見
2021年3月18日夜、日本の天体捜索者がカシオペヤ座に9.6等級の新星を発見しました。
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研究成果 2021年3月12日
日本チームのバーチャル宇宙の解析に米国の2チームが挑戦
日本の研究チームがシミュレーションで作った仮想的な宇宙を独立に解析して、その性質をいかに正確に求めるかという新しい「チャレンジ」に、米国の2つのチームが挑みました。このチャレンジは、将来行われる大規模観測から、宇宙の誕生と進化を解き明かす解析手法の開発につながると期待されています。
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研究成果 2021年3月10日
星は一人では生まれない?—ガス雲衝突から始まる星団誕生の理解が進む
名古屋大学、大阪府立大学、国立天文台などの研究者から成る研究チームは、宇宙空間に漂うガス雲同士の衝突が、星団が誕生する主要なメカニズムであることを新たに発見しました。
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トピックス 2021年3月 1日
大阪府立大学と包括的な研究協力の協定を締結
自然科学研究機構 国立天文台と大阪府立大学は、包括的な研究協力協定を2021年3月1日付で締結しました。