
広島大学宇宙科学センターおよび国立天文台では、「君が天文学者になる4日間 in 広島」の研究生を募集し、君天を実施しました。
この企画では、あなたが知りたい宇宙の謎について、東広島天文台1.5mかなた望遠鏡を使って観測を行い、その観測データを使って、天文学者がおこなっているのと同じような研究を進めることができます。
広島大学・国立天文台の研究者や、天文学を専攻している若い学生と共に研究活動をおこないました。
「君が天文学者になる4日間 in 広島」は終了しました。
参加者4人でチームを組み、研究テーマを決めることをはじめ、口径1.5メートルの反射望遠鏡と冷却CCDカメラを使用する観測、データ解析、研究発表まですべて参加者自身が行う天文学の実習です。若い研究者たちと一緒に観測、データ解析、討論等を行うことで、研究者の日常や研究の進め方を体験し、研究最前線の雰囲気を味わえることが特徴です。10000円程度(宿泊代、食事代、傷害保険料含む)
この他、各自、会場までの交通費などが必要です。
8月9日 開校式、講義、研究テーマ決め、観測実習など
8月10日 データ解析、観測実習など
8月11日 データ解析、研究発表会など
8月12日 講評、施設見学、閉校式など
※今年度は国立天文台(東京都三鷹市)では開催いたしません。
国立天文台(東京都三鷹市)では、高校生向けの天体観測実習「君が天文学者になる4日間」(略称:君天)を毎年開催してきました。これは、全国から集まった高校生が4人でチームを組み、研究テーマを決めることをはじめ、冷却CCDカメラと天体望遠鏡を使用する観測、データ解析、研究発表まですべて参加者自身がおこなう天文学の実習です。大学院生をはじめ若い研究者たちと一緒に観測、データ解析、討論等を行うことで、研究者の日常や研究の進め方を体験し、研究最前線の雰囲気を味わえることが特徴です。
君天は1999年から始まり、今年度で12年目を迎えました。そして、今回は広島大学と国立天文台が連携し開催することとなりました。これまでと同様に、高校生自らが宇宙の謎を解き明かしていくというスタイルはそのままに、全国から集まった 高校生が広島の星空のもと、天文学者や大学院生とともに4日間を過ごします。
普段の高校での授業や実習は、与えられたテーマとある程度の結果が予測されたものを高校生におこなってもらうことがほとんどです。ところが、この君天では研究テーマを決めるところから高校生が考えなくてはなりません。そして、観測をし、結果を発表するところまで高校生が主体となって行います。もちろん、天文学者や大学院生がスタッフとして研究をサポートしますが、実はスタッフも当日までどのテーマになるかわからずドキドキです。そしてどのような結果が出るかも誰もわからないわけです。実は、そこが君天の一番の醍醐味でもあります。与えられたテーマをこなすだけではなく、誰も知らないことを天文学者や大学院生といっしょに議論しながら解き明かしていく…。高校生にとって、これまでにない素敵な経験になることでしょう。
参加した高校生も君天開始から11年間で160人以上になります。そこには天文が大好きで、将来の夢も天文学を学びたい!という高校生もいれば、星や宇宙に興味がある人や、研究とはどんなことか味わってみたいという方など、さまざまです。もちろん学力も高校1年生と3年生では大きな差があります。実習を行う上で、数学や物理の知識はある程度必要とはなりますが、予習テキストや、スタッフがサポートをしていきます。宇宙や天文が大好きな方、興味がある人なら誰でも大歓迎です。