国立天文台トップページ >

最終更新日:2007年10月4日

「惑星」の定義について

2006年8月14日から25日までチェコのプラハで開かれていた国際天文学連合の総会で、「惑星の定義」が採択されました。

決定した惑星の定義

今年、3年に一度開かれる国際天文学連合(IAU = International Astronomical Union)の総会で、惑星の定義が以下のように決議されました。

  1. 太陽系の惑星とは、「太陽の周りを回り」「十分大きな質量を持つために自己重力が固体としての力よりも勝る結果、重力平衡形状(ほぼ球状)を持ち」「その軌道近くから他の天体を排除した」天体である。
  2. 太陽系の dwarf planet とは、「太陽の周りを回り」「十分大きな質量を持つために自己重力が固体としての力よりも勝る結果、重力平衡形状(ほぼ球状)を持ち」「その軌道近くから他の天体が排除されていない」「衛星でない」天体である。
  3. 太陽の周りを公転する、衛星を除いた、上記以外の他のすべての天体は、Small Solar System Bodiesと総称する。

さらに、冥王星について次の決議が採択されました。

 → 詳しい経緯と解説

国立天文台長の談話

国立天文台長 観山が、今回決まった「惑星の定義」についてお話する映像を公開しています。(ご覧になる方は、以下のリンクか画像をクリックしてください。)

「惑星の定義」について (9.46MB、Windows Media Player形式、別ウィンドウに表示されます)

新しい「惑星の定義」についての台長談話の一部画像
テキストデータ

リンク

国立天文台 「よくある質問」 惑星の定義とは?

国立天文台 「よくある質問」 惑星の定義について(映像による質問回答)


日本学術会議太陽系天体の名称等に関する検討小委員会

新太陽系図ポスター
ポスター(2,225KB)
※画像をクリックするとPDFファイルを開きます。
新太陽系図リーフレット
リーフレット(3,277KB)
※画像をクリックするとPDFファイルを開きます。


第26回国際天文学連合総会ホームページ (英語)

国際天文学連合総会ニュースペーパーページ (PDF形式、英語、最終ページに惑星の定義案掲載)

ニュースペーパー アーカイブページ (英語)

日本惑星科学会

国際天文学連合での投票の様子(英語)

惑星とdwarf planet(英語) ※このページで紹介している太陽系惑星の図は、惑星の大きさを比較しやすくするために、太陽からの距離の比率は、実際とは異なる比率で描かれています 。

天文ニュース・アストロトピックス

遠距離小惑星(1995年10月19日)

小惑星情報(1995年12月21日)

その後発見された遠距離小惑星(1996年10月3日)

天王星、海王星間に新たな小惑星帯の可能性(1997年6月26日)

惑星の座を失うか、冥王星(1999年1月21日)

最大の小惑星発見か(2000年12月14日)

2001 KX76が最大の小惑星に(2001年8月30日)

太陽系の第十惑星、発見か?(2005年7月30日)

「惑星」の定義の原案、公開へ(2006年8月16日)

「惑星」の定義、総会での議論続く(2006年8月21日)

「惑星」の新定義案、総会での採決へ(2006年8月24日)

(速報)太陽系の惑星の定義確定(2006年8月24日)

惑星定義に関する経緯と解説(2006年8月30日)

「太陽系の惑星の定義」への国内の対応始まる(2006年9月5日)

学術会議、惑星定義に関する最終報告を公表(2007年6月22日)

国際天文学連合、冥王星型天体の英語名を決定(2008年6月13日)

本サイトについてお問い合わせ