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プレアデス星団は、日本名をすばる(昴)と言います。多くの散開星団の中で、最も有名で人気がある天体ではないでしょうか。
数十〜数百個の若い恒星が不規則に集まっているものを、散開星団といいます。散開星団は銀河面近くに集中しているため、地球から見ると、天の川付近にその多くを見つけることができます。
星座の中では、プレアデス星団はおうし座の肩に位置しています。肉眼でも、空が暗い場所でなら、青白い星が6,7個集まっているのがわかるでしょう。双眼鏡や、低倍率の望遠鏡を使えば、100個以上の星が輝いている様子を見ることができます。地球からプレアデス星団までの距離は約400光年です。
プレアデス星団の近くには、おうし座の星々の中でいちばん明るく光るアルデバランを見つけることができます。アルデバランは、プレアデス星団の中の青白い星々とは対照的な、赤い色をしています。
同じ恒星なのに、何故このように見える色が異なるのでしょうか?それは、恒星の表面温度が深く関係しています。
恒星は、中心部で発生したエネルギーで、恒星を形作っているガスが熱せられることによって光っています。表面の温度が数万度あるような温度の高い星は青や白に光り、3000〜5000度という、比較的温度の低い星は赤っぽい色をしています。このように、
恒星の色の違いは、表面温度の違いによるのです。
アルデバランは、
光度が0.8等で、太陽の約45倍もの大きさがある「赤色巨星」です。大きさは大きいのですが、表面温度は4000度程度と考えられるため、赤っぽい色に見えます。一方、プレアデス星団の星たちはずっと高温のため、青白く輝いて見えます。
このように、星の色は、その星の特徴である表面温度を知る手がかりとなるのです。
【参考文献:大星夜ウォッチング(日本放送出版協会)、理科年表(丸善)】
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