常時公開していない施設の一部をご案内いたします。(常時公開施設のご案内はこちら)

国立天文台・三鷹キャンパス内に設置された口径50センチ公開望遠鏡により、一般市民のための定例天体観望会を1996年4月から開催しています。
月に2回、第2土曜日の前日の金曜日および第4土曜日の夜に観望会を実施します。
・公開望遠鏡による天体観望会のページはこちら

4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2Uプロジェクト)では、天体や天体現象を空間3次元と時間1次元の4次元で可視化するために、4次元可視化実験システム「4次元デジタル宇宙シアター」を開発しています。
天文学の対象である宇宙の空間と時間のスケールは莫大です。さまざまな空間スケールでそれぞれの構造があり、空間に対応した時間スケールで変化しています。そのような宇宙の構造の進化を最先端のコンピュータで描き出し、また最近の観測データを用いて、宇宙を文字通り「目のあたり」にすることを目指しています。
一般の方向けに1ヶ月に2回シアターの定例公開(事前申し込み制)を行っています。
・4D2Uドームシアター公開のご案内
・4D2Uプロジェクトのホームページはこちら

天文学は「実験のできない」学問でした。しかし、今や「理論の望遠鏡」ともいえるスーパーコンピューターシステムを用いて、「数値実験」を行う計算天文学という分野が発達しています。
天文データセンターは世界でも名だたる日本の計算天文学の発展に寄与してきました。計算結果の可視化のための高速画像処理システムも共同利用環境として整備しています。さらに、すばる望遠鏡の観測データ解析をはじめとするデータ解析のための環境を整備しています。
このように、天文データセンターでは国立天文台内の計算機ネットワークの管理、スーパーコンピューターと重力多体問題専用計算機の共同利用、すばる望遠鏡などの天文データの一般公開、天文データの解析を目的とした計算機共同利用、次世代天文データベースの開発研究を行っています。
(※常時公開はしておりません。)

太陽の表面で起こる爆発現象(フレア)のエネルギー源を解明するための観測が行われています。
太陽黒点は強い磁場を持っていますが、その磁力線はコロナにまで伸びており、黒点の運動がもとになってコロナの中の磁場がひずみ、それがある限界を超えるとフレアという大爆発を起こすのであろうと考えられています。太陽フレア望遠鏡では、太陽フレアを様々な視点から観測し、メカニズムの解明に取り組んでいます。
(※常時公開はしておりません。)

アインシュタインが予言した重力波を捕らえることによって、宇宙のはじまりや超新星爆発の中心部、ブラックホール表面など、これまでの観測手段では見ることができなかった宇宙の新しい姿が観測できるようになります。
そうした新しい天文学を創成することを目標に開発してきた、一辺300mのレーザー干渉計(TAMA300)が、世界最高感度の重力波観測装置として運転をはじめています。
(※常時公開はしておりません。)