国立天文台とは

About National Astronomical Observatory of Japan

国立天文台は、世界最先端の観測施設を擁する日本の天文学のナショナルセンターです。大学共同利用機関として全国の研究者の共同利用を進めるとともに、共同研究を含む観測・研究・開発を広く推進し、また国際協力の窓口として、天文学および関連分野の発展のために活動しています。

天文学は、人類最古の学問のひとつです。そこには、宇宙の構造を知ることを通して自らの成り立ちを明らかにしたいという、人類が持つ根源的な欲求が込められています。20世紀後半には、「ビッグバン宇宙論」が確立されました。これによって、宇宙史における地球、地球史における生命、生命史における人間へとつながる進化のダイナミズムを統一的に描くことができる科学的基盤が成立したのです。

今世紀はさらに、太陽系外の惑星や生命をも探ってゆく時代となりつつあります。

国立天文台は、地球・太陽系から恒星・銀河・銀河団・大規模構造・膨張宇宙へとつながる宇宙のさまざまな現象の観測と理論研究を深めることによって、人類の知的基盤を豊かなものとし、宇宙・地球・生命を一体としてとらえる新たな“自然観創成”の役割を果たしたいと考えています。